※本記事は、2025年3月25日時点の情報をもとに記載しています。
省力化投資補助金(一般型)の公募がスタートしました!
今回は、様々な補助金を検討されている事業者様に向けて、この補助金の特徴をご説明します。
- 省力化投資補助金(一般型)の申請にご興味がある方
- ものづくり補助金とどちらを申請しようか悩んでいる方
1. 省力化補助金(一般型)とは?
早速申請のポイントを見てまいりましょう!
1) 申請の流れを理解しましょう
ものづくり補助金2025 の申請の流れは次のようになります。
- GビズIDの取得(電子申請に必要)
- 事業計画書の作成(補助金の要件に合った内容を記載)
- 電子申請
- 審査・採択
- 交付申請・事業実施
- 完了報告・補助金受給
特に「事業計画書」の作成が最重要!
申請者(企業)が主体であることが強調されているため、コンサルタント任せにせず、自社で内容をしっかり把握しておくことが大切です。
2) 申請要件と審査のポイント
採択されるためには、多数の要件と審査項目をクリアする必要がありますが、特に以下のポイントをしっかり押さえておきましょう。
🔹 事業の革新性
- 既存の設備導入ではなく、「新しい価値を生み出す事業」であること
新製品・新サービスの開発がマストになってくるのが、今回のものづくり補助金が過去とは違う点です。新製品・新サービスの開発につながる投資である上で、「生産性向上にもつながります。」としなければなりません!
🔹 付加価値の向上
- 「売上増」「利益増」などの数値目標を明確にしましょう
- 付加価値額の成長率3%以上が求められます
🔹 賃上げ計画の明示
- 給与総額2%以上UPの計画を設定し、従業員に表明すること
今回のものづくり補助金では、未達成の場合は補助金の返還リスクがあることが明記されるなど、よりこの点が厳しくなりました。要チェックです!
🔹 補助事業の実現可能性
- 設備投資の必要性、競争優位性、実施スケジュールを明確にしましょう
- 財務的に「補助金がなくても資金調達できることを示す」ことで採択により近づきます
3) NGになるケース
以下のような事業は対象外になるため、注意してください!
🚫 単なる設備更新(革新性がない)
🚫 外注のみの委託事業(自社の技術やノウハウが活かされていない)
🚫 収益性が低すぎる事業(補助後の売上・利益の見込みが不透明)
🚫 補助対象外の設備投資(コインパーキング設置など資産運用系の投資)
4) 成功する申請書作成のコツ
💡 1. 図やデータを活用する
→ 市場分析、競合分析、売上予測など、グラフや表を入れると説得力UP!
💡 2. 具体的な計画を示す
→ 「誰に」「どのような価値を提供するか」を明確に!
💡 3. 加点項目を意識する
→ 多数の加点項目がありますが、少なくとも、準備にそれほどの時間のかからないパートナーシップ構築宣言、事業継続力強化計画、賃上げ、成長加速化マッチングサービスの4つは取りましょう!
3. まとめ
ものづくり補助金は、中小企業の成長を後押しする絶好のチャンスです。
申請には事業の革新性・付加価値向上・賃上げ計画が重要ポイント!
早めの準備と適切な書類作成が採択のカギになります。
補助金の活用をお考えの方は、ぜひ専門家への相談もご検討ください。適切なアドバイスを受けることで、申請手続きや事業計画の策定がスムーズに進みます。
中⼩企業の事業者様の資⾦調達⼿段の1つである補助⾦・助成⾦について、情報提供から 申請⽀援、採択後のご支援まで、事業者様のご希望をお伺いしながらサービス提供いたします。
補助金・助成金活用をご検討の際は是非ともお気軽にお声がけください。