売上高100億円を目指す経営者様へ!この補助金は見逃せません ~ 中小企業成長加速化補助金

※本記事は、2025年2月22日時点の情報をもとに記載しています。

『中小企業成長加速化補助金』は、売上高100億円を目指す、成長志向型の中小企業の皆様へ、大胆な設備投資を支援するものです。今回は、大注目の『中小企業成長加速化補助金』について、わかりやすく解説します。

こんな方に是非読んでほしい
  • 売上高100億円を目指していらっしゃる経営者の方
  • 『中小企業成長加速化補助金』どうすれば採択されるのか?知りたい方

1. 『中小企業成長加速化補助金』とは?

1社あたり最大5億円が補助される新設の補助金です。中小企業が売上高100億円を目指すための前向きな投資が補助対象となります。

  • 公募要領公開予定: 令和7年5月に公募開始が予定されています。
  • 補助事業概要:   下記となっております。

引用: 中小企業庁「中小企業成長加速化補助金」ちらし

補助率2分の1で投資額1億円以上、ということは、補助金額は少なくとも5千万円になるということですね

その通りです。また、建物費、機械装置等費、ソフトウェア費だけで1億円の投資である必要があります。

活用イメージとしては、工場、物流拠点などの新設・増築、機械設備の導入、生産性向上につながるシステム構築などが挙げられます。事業再構築補助金同様、建物費が対象になっている点が大きなポイントです!

「売上高100億円を目指す宣言」とは何ですか?

「100億宣言」とは、中小企業の皆様が飛躍的成長を遂げるために、自ら、「売上高100億円」という目標を、宣言するものです。2025年5月頃特設ポータルサイトにて申請の受付が開始されます。

「100億円宣言」には

 ①企業概要(足下の売上高、従業員数等)
 ②売上高100億円実現の目標と課題(売上高成長目標、期間、プロセス等)
 ③売上高100億円実現に向けた具体的措置(生産体制増強、海外展開、M&A等)
 ④実施体制
 ⑤経営者のコミットメント(経営者自らのメッセージ)

以上を盛り込むことで、強いコミットメントと具体的な実現可能性を明らかにする、とあります。申請の「ひな形記載例」が公開されていますので、ご参考にしてみてください。

この補助金の申請のポイントは何ですか?

『経営力』『波及効果』『実現可能性』、この3点です。

経営力:
経営者のビジョンやシナリオが明確であり、経営戦略上の補助事業の位置づけを踏まえて、飛躍的な成長につながることが見込まれるか

波及効果:
産業競争力の強化、イノベーションの創出、地域資源の活用、サプライチェーンへの効果など波及効果が見込まれるか。

実現可能性:
迅速に投資を実行できる財務状況や組織体制が整っており、金融機関などのコミットメントが得られているか。

以上、いずれも他の既存の補助金(事業再構築補助金ものづくり補助金)でも重要ポイントですが、特に「飛躍的な成長につながることが見込まれるか」「サプライチェーンへの効果」など波及効果が重要な点として取り上げられているのが、この補助金の特徴といえます。

2.飛躍的な成長につながることが見込まれるか

さて、「飛躍的な成長につながることが見込まれるか」について、少し掘下げて見ていきましょう。

この補助金の策定にあたって、2024年6月、国は「中小企業の成長経営の実現に向けた研究会 第2次中間報告書」をまとめました。その中で、中小企業政策の新たな方向性として「100億企業への成長」が打ち出され、「成長段階ごとの課題と成長企業の打ち手」が報告されました

引用:中小企業の成長経営の実現に向けた研究会「中小企業の成長経営の実現に向けた研究会 第2次中間報告書」

上記報告から読み取るところと、この補助金の規模(投資額1億円から10億円)を鑑みると、恐らくこの補助金では、現在の売上高30~50億円以上の企業が、単なる機械設備よりも大規模な生産ライン、生産工場などの国内生産拠点整備に数千万~数億円の投資を行うことが想定されているのでは、と考察されます。

3.サプライチェーンへの波及効果

次に、「サプライチェーンへの波及効果」について、同じく掘下げて見ていきましょう。

同じく「中小企業の成長経営の実現に向けた研究会 第2次中間報告書」の中、サプライチェーン上のポジション・業種ごとに特徴的な成長パターンが存在することが報告されました

引用:中小企業の成長経営の実現に向けた研究会「中小企業の成長経営の実現に向けた研究会 第2次中間報告書」

それぞれの業界にとって、上記の()内の展開が、特徴的な成長パターンであることが報告されています。例えば、プラスチック製品製造業であれば川上、川下を含めた垂直M&A、金属製品製造業であれば、下請けから脱却し自社ブランドをもって拡販することが、成長パターンであることが、特徴的な例として挙げられています。

このように、自社のポジションを正しく理解した上での事業計画書の策定が求められています。

4.公募スケジュール

この補助金のスケジュールは以下のようになっています。交付決定前に発注や支払いが終わってしまったものに関しては、補助金対象外であることは他の補助金と変わりませんので、お気をつけください。

引用: 中小企業庁「中小企業成長加速化補助金」ちらし

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5. まとめ

中小企業成長加速化補助金は、売上高100億円を目指す中小企業の成長を後押しする絶好のチャンスです。
申請には『経営力』『波及効果』『実現可能性』が重要ポイント
早めの準備と適切な書類作成が採択のカギになります。

補助金の活用をお考えの方は、ぜひ専門家への相談もご検討ください。適切なアドバイスを受けることで、申請手続きや事業計画の策定がスムーズに進みます。

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