新たな事業環境に即応した経営展開サポート事業「助成金が支払われるまでの流れは?」

※本記事は、2024年11月1日時点の情報をもとに記載しています。

本日は、東京都の助成金「新たな事業環境に即応した経営展開サポート事業」の申請から助成金が支払われるまでの流れについて詳しく解説します。

こんな方に是非読んでほしい
  • 市場調査や製品・サービスの改良、システム・設備の導入・刷新等、何らかの投資をお考えの方
  • 投資にあたって、助成金をうまく活用したい方

1. 全体の流れ

「新たな事業環境に即応した経営展開サポート事業」の申請から助成金が支払われるまでの流れは下図の通りです。

STEP
申請の提出
STEP
専門家による審査(公社にて実施)

書類審査と面接審査があります。
面接審査は、書類審査の結果、一定の水準に到達していると認められる場合に行われます。

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交付決定通知(公社にて実施)
STEP
助成事業の実施

助成事業(対象経費とする物品・サービス等の発注~支払い)は、交付決定日から1年以内に行う必要があります。
任意で、経営アドバイザーから経営改善に向けた助言、助成事業をより効果的に実施するための助言等を受けることができます。

STEP
実施報告

助成事業の完了後、原則1か月以内に、実績報告書及び必要書類の提出が必要です。

STEP
完了検査(公社にて実施)

STEP5で提出した実績報告書及び関係書類に基づき、助成事業の実施が適正かや購入物等・経費についての確認等が行われ、助成金の交付額が査定されます。

STEP
助成額の確定通知(公社にて実施)
STEP
助成金の請求

STEP7の確定通知の受領後、助成金の請求が必要です。

STEP
助成金の支払い(公社にて実施)

助成金受領後も、関係書類の保管や実績報告等の手続きが必要です。

2. 助成事業の実施期間

「新たな事業環境に即応した経営展開サポート事業」の対象経費とする物品・サービス等の発注~支払いは、下図のように交付決定日から1年以内に行う必要があります。

このように、発注~支払は交付決定日から1年以内に実施・完了する必要があります。
交付決定を受ける前に、発注・契約等をしないようご注意ください。

※助成対象外となる頻出例(助成対象期間関係)
・交付決定を受ける前に、発注・契約等をした場合
・発注の遅れ等により、納品日が助成対象期間を超えた場合
・クレジットカードで支払ったが、銀行口座からの引き落とし日が助成対象期間を超えた場合

3. まとめ

本記事では、東京都の助成金「新たな事業環境に即応した経営展開サポート事業」の申請から助成金が支払われるまでの流れをご紹介しました。
補助金・助成金は、申請・審査はもちろんのこと、交付決定後も、助成金支払いまでにいくつもの関門があります。
申請にあたってご不安をお持ちの方は、是非エム・アイ総研にご相談ください。

東京都の助成金「新たな事業環境に即応した経営展開サポート事業」とは?
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