※本記事は、2025年3月17日時点の情報をもとに記載しています。
『中小企業成長加速化補助金』は、売上高100億円を目指す、成長志向型の中小企業の皆様へ、大胆な設備投資を支援するものです。3月17日、公募要領が公開されました。今日はその内容を見て参りましょう。
- 売上高100億円を目指していらっしゃる経営者の方
- 『中小企業成長加速化補助金』申請に向けてポイントを押さえておきたい方
1. 『中小企業成長加速化補助金』とは?
1社あたり最大5億円が補助される新設の補助金です。中小企業が売上高100億円を目指すための前向きな投資が補助対象となります。
補助事業概要: 詳しくはこちらの記事をご覧ください。
2. 公募要領のポイントは?

ついに中小企業成長加速化補助金の公募要領が発表されましたね。今回のポイントを教えてください。
勿論です。それではまずはスケジュールから見て参りましょう。

中小企業成長加速化補助金のスケジュールは以下のように発表されました。

引用:中小企業成長加速化補助金 概要資料 ~ 中小企業成長加速化補助金事務局
1次審査では、形式要件の適格性の確認及び計画の効果・実現可能性等について定量面の書面審査が行われます。2次審査では、経営者によるプレゼンテーションに基づき、外部有識者(利害関係者を除く)との質疑応答を通じて、計画の効果・実現可能性等について定性面も含めた審査が行われます。

『形式要件の適格性の確認及び計画の効果・実現可能性等について定量面の書面審査』・・・?
よくわからないのですが。。
ポイントとなるのは、投資計画書です。この補助金では「PDFで35ページ以内」となっています。他の大型補助金(事業再構築補助金)などでは、事業計画書のページ制限は10ページ~15ページとなっており、いかに詳細で具体的な計画書が求められているかがこのページ数からも分かりますね。


他には気を付けなければならない点はなんでしょうか?
まず、売上高100億円を目指す、ということで現在の売上高が10億円以上である必要があります。また、すでに売上高が100億円以上である場合は対象となりません。

しかしながら例えば、「売上高は例年12~13億円程度であるが、世界情勢による市況の急変や取引先が災害に巻き込まれたことなどにより一時的に9億円に下落した。」等の場合、原則としては直近決算期の売上高で判断されます。
また逆に例えば、「5年前に一度売上高120億を記録したが、その後は70億円程度」という場合も、原則としては直近決算期の売上高で判断されます。
その他、一定の賃上げ要件を満たす今後5年程度の事業計画の策定(賃上げ実施期間は補助事業終了後3年間)が求められています。

賃上げ要件とは、補助事業の終了後3年間の「給与支給総額」 又は 「従業員及び役員の1人当たり給与支給総額」の年平均上昇率が、事業実施場所の都道府県における直近5年間の最低賃金の年平均上昇率以上であることを指します。
「給与支給総額」又は「従業員及び役員の1人当たり給与支給総額」どちらで目標を立てるかは申請時に選択することができます。事例として、下記のようなケースが挙げられています。

引用:中小企業成長加速化補助金 概要資料 ~ 中小企業成長加速化補助金事務局
補助金の申請時に掲げた賃上げ目標を達成できなかった場合、未達成率に応じて補助金の返還が求められるので特に注意が必要です。
3. まとめ
中小企業成長加速化補助金は、売上高100億円を目指す中小企業の成長を後押しする絶好のチャンスです。
補助内容:最大5億円を補助、売上高100億円を目指す中小企業の積極的な投資が対象。
公募期間:令和7年5月8日(木)~6月9日(月)17:00まで。
審査方式:1次(書面審査)と2次(プレゼン+質疑応答)による二段階審査。
留意点 :現在の売上高が10億円以上で、詳細な投資計画(PDF35ページ以内)が必要。
賃上げ義務:補助終了後3年間の賃上げ計画達成が必須、未達成時は補助金返還の可能性あり。
ポイントをしっかり押さえてトライしましょう!
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