新たな事業環境に即応した経営展開サポート事業「申請に対する審査って何が行われるの?」

※本記事は、2024年11月1日時点の情報をもとに記載しています。

本日は、東京都の助成金「新たな事業環境に即応した経営展開サポート事業」の申請に対して行われる審査について詳しく解説します。

こんな方に是非読んでほしい
  • 市場調査や製品・サービスの改良、システム・設備の導入・刷新等、何らかの投資をお考えの方
  • 投資にあたって、助成金をうまく活用したい方

1. 「専門家による審査」のタイミング

「新たな事業環境に即応した経営展開サポート事業」の申請から助成金が支払われるまでの流れは下図の通りです。
専門家による審査は、②のタイミングで実施されます。

2. 専門家による審査とは

「専門家による審査」には、書類審査面接審査があります。

(1) 書類審査

申請書の内容について、専門家が以下の視点で審査を行います。
審査の結果、一定水準に到達しない場合、申請は不採択となってしまいますので、申請書は十分に内容を精査したうえで提出しましょう。

【審査の視点】
・発展性(既存事業の深化・発展に資する取組か)
・市場性(ポストコロナ等における事業環境の変化前後の市場分析は十分か)
・実現性(取り組むための体制は整っているか)
・優秀性(事業者としての創意工夫、今後の展望はあるか)
・自己分析力(自社の状況を適切に理解しているか)

(2) 面接審査

書類審査の結果、一定の水準に到達していると認められる場合、面接審査が実施されます。
審査の視点は、書類審査と同様です。

原則対面形式で行われ、出席は最大2名(事業者の代表者、役員・従業員に限る)までとされています。

また、面接会場へは電子機器類の持ち込みはできません。
面接では、申請書類に基づき内容を説明する必要があるので、十分に準備のうえ臨みましょう。

3. まとめ

本記事では、東京都の助成金「新たな事業環境に即応した経営展開サポート事業」の申請に対して行われる審査をご紹介しました。
書類審査・面接審査ともに、「審査の視点」を意識し、十分に準備をして臨む必要があります。
申請にあたってご不安をお持ちの方は、是非エム・アイ総研にご相談ください。

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